3月19日(土)、応用物理学会の特別シンポジウムにて「日本の大学、産業界の再興とグローバルベンチャー創出にむけて」というテーマで講演させて頂く機会を頂きました。
米国クリーンテックベンチャー立ち上げ日誌
Monday, March 21, 2016
Sunday, March 20, 2016
技術起業を支援する「はじめの一歩」第5回
Friday, January 29, 2016
大学発ベンチャーに投資する際、チェックするポイント
大学発ベンチャーを立ち上げる際、デューデリをする際は下記のような点を見ていました。大学発ベンチャー熱が日本でも少し高まっているので、ノウハウ供与も含めて書いてみます。あまり纏まった書き方はしていないのですが、何となく雰囲気は掴んで頂けるのではないか!と思っております。
1.技術面
2.マーケット
3.実行面
4.特許、ライセンスの条項
1.技術面
- 技術が他の先端技術と比較して、どれほどの優位性があるか
- 具体的に、どのような点が有利なのか。また、消費者にとってそれは重要な点かどうか。
- 技術の成熟度(TRL)。データを取った条件なども含めて検討。
- 技術リスク。
2.マーケット
- マーケットの規模およびセグメンテーション。需要変化のフレキシビリティ。
- 実用化までかかる時間。製造コストとマーケットが払う販売価格。
3.実行面
- チーム。経営陣や科学者、技術者の技量、人物像、フィット。協調性、コミュニケーション。
- 事業化に必要なリソース(投資費用、設備装置、規制、認可、サプライチェーン、販売チャネル。)
- 技術移転の容易さ。
4.特許、ライセンスの条項
- 特許に出来るかどうか。クレームの範囲。特許出願国。
- 自由に事業できるための調査(FTO調査)。実用化に必要な特許の数。
- ディールの魅力度。先に払う値段、将来的に払う値段(ロイヤリティー)
この条件を全て満たして、大学発ベンチャーが誕生する確率は私の会社では0,1%程度です。5,000の案件が持ち込まれて、4から5社くらい年間作られる感覚です。5,000のうち、本当に面白そうなのは100件くらいで、かなり精査してみてゆく案件は25件くらいかなと思います。
Wednesday, December 23, 2015
Sunday, March 22, 2015
EDGEプログラム、ボストン視察時の資料
先日、文部科学省の起業家育成プログラム(グローバルアントレプレナー育成促進事業、EDGEプログラム)の参加校教員、学生の皆様に講演した際の資料をアップいたしました。簡単に起業の重要性や米国の起業に関わる現状について纏めてお話しました。
九州大学での講義資料(アントレプレナーシップセミナー)
遅ればせながらですが、先日九州大学のアントレプレナーシップ・セミナーで、佐々木一成教授からお声掛け頂き、15分ほどお話させて頂いた内容のスライドをアップいたしました。エネルギーデバイスのベンチャーを立ち上げる上での面白さや苦労についてお話させて頂いた次第です。
Saturday, April 27, 2013
米国における起業文化の地域によるバラツキ。
最近ブログを書けていないのですが、「アメリカ=起業文化」ではなく、「シリコンバレー、ボストン、NYC=起業文化が根付いている」、という面白いデータが出ていたので共有します。やはり投資額はシリコンバレーが圧倒的で、これにボストンとNYCを加えると全米のベンチャー投資額のうち7割以上になります。元記事はこちらから(→リンク)。
http://boss.blogs.nytimes.com/2013/04/26/what-it-takes-to-create-a-start-up-community/
http://boss.blogs.nytimes.com/2013/04/26/what-it-takes-to-create-a-start-up-community/
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